ニュース 政治 作成日:2024年5月3日_記事番号:T00115117
台湾有事中国で海上警備を担う海警局は3日、福建省アモイ市に近い台湾の離島、金門県周辺の海域で巡視活動を行ったと、中国最大のSNS(交流サイト)の微博(ウェイボー)で発表した。海警局は、法に則った管轄海域の秩序と漁民の生命・財産の安全を守るための活動だと主張した。海警局は4月29日にも金門周辺で巡視活動を行っていた。聯合報電子版が伝えた。
2月14日、金門県の周囲に台湾側が設定した「禁止・制限水域」(領海、接続水域に相当)内で漁を行っていた中国の漁船が、台湾の海洋委員会(海委会)海巡署の取り締まりから逃れる際に転覆し、中国人船員2人が死亡した。海警局は18日、金門やアモイ周辺海域の巡視活動を常態化させると宣言し、25日以降、艦隊を組んで周辺海域で巡視活動を展開している。
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